格安SIM

その1〜格安SIM基礎編〜【格安SIM、MVNO購入ガイド】

2015年7月5日

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格安SIMがだいすきなタムきち(@tamukichi.net)です。
前回の記事で、まずは格安SIMについてなんとなく知って頂くことができたと思います。
次に格安SIMについて誰もが気になることを具体的に説明をしていきたいと思います。

格安SIMとキャリアの違い

格安SIMとキャリアでの契約ではいくつか異なる点があります。基本的に格安SIMだからといって、大きなデメリットはないかと思います。

格安SIMの場合、別途端末が必要

キャリアでは、端末とプランがセットになっていますよね。格安SIMではSIMカードの他に別途端末を用意する必要があります。

MVNOの多くはdocomoの通信網を利用しており、docomoのスマートフォンを持っていれば別途端末を用意しなくても格安SIMが使用出来ます。※auの通信網を利用している格安SIMであればauのスマートフォンで使用可能。

現docomo・auユーザーは、現在使用している端末をそのまま利用すれば初期費用を抑えることができます。※au系の格安SIMは選択肢が少ないです

ただしSoftBankの格安SIMは現段階ない為、現SoftBankユーザーで格安SIMに乗り換えたい方は新しく端末を用意する必要があります。ちなみに私も元SoftBankユーザーだったため、新たに端末を購入しました。

端末購入については別の記事でまとめたいと思っています。

メールは今まで通り使える?

私はこれが一番大きな違いであると感じました。

キャリアであれば「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」が利用可能です。

しかし格安SIMの場合は上記のキャリアメールが使用できなくなる為、キャリアメールの代わりにLINEやウェブメール(「@gmail.com」等)を使用することになります。

ただし、ウェブメールは受信側がPCメールを拒否している場合は注意が必要となります。

私も以前はSoftBankのキャリアメールを使用していましたが、格安SIMに乗り換える際に「@gmail.com」へ移行しました。今では連絡のほとんどをLINEで行っています。

キャリアには2年縛りがあるけど…

みなさんお馴染みのキャリアの2年縛り。多くの方が解約手数料がかからない月を調べて、そのタイミングに合わせて解約やMNPを行っていたのではないかと思います。

本当にわずらわしいですよね。自分の好きなタイミングで機種を変えることができないんですもの。(解約手数料を払えばできますが。※割賦金を払い終わっていない方はその支払いも必要)

例えば新しいiPhoneが発売されても、それが契約更新月でなければ新しいiPhoneを契約するというのが難しかったんです。

格安SIMであれば2年縛りはありません。

厳密に言えば、データ専用SIMやSMS対応SIMであれば最低契約期間が定められていない為、違約金はありません。

一方、音声通話対応SIMの場合はキャリアの2年ほどではありませんが違約金が発生します。

これはMVNOによって異なる為一概には言えませんが、利用開始から6ヶ月間は定額で8,000円かかるところもあれば、利用開始から1年までは利用月に応じて違約金が発生する(利用月が長い程違約金が安くなる)など、様々なようです。

どの格安SIMであっても、キャリアより縛りは緩いということですね。

サポート体制

これは人によっては重要かどうか意見が異なるところかもしれません。

キャリアであれば、端末が故障した場合は端末をショップに持参すれば、店員さんがなんとかしてくれるでしょう。保証内容が手厚くなっていますから。(iPhoneは基本的にApple Storeでの対応となる)

しかし格安SIMの場合は別途自分で端末を用意している為、メーカー保証のみしかありません。

また、使い方など何か分からない事があった場合、キャリアであればショップの店員さんが詳しく教えてくれることでしょう。

しかし格安SIMは量販店やインターネットで購入している為、誰に聞いたらいいのか困ってしまいますよね。

MVNOによっては少ないながらも店舗を展開しているところもありますので、近くに店舗があれば問題ありませんね。そうでない場合には、自身で調べる手間や、問題解決能力が必要になるかもしれません。

格安SIMってどこで購入すればいいの?

格安SIMはキャリアほど実店舗を設置していません。主に家電量販店やインターネットで取り扱っている為、そこから購入するかたちとなります。

家電量販店の方が店員に相談したり、即日開通(その日のうちにすぐに格安SIMが使用可能)できる為オススメです。インターネットでの購入であれば、一度MVNOのホームページで確認するのが良いでしょう。

ちょっと待って。格安SIMを購入する前に知っておくべきこと

初期費用っていくらかかるの?

格安SIMを使ってみようと思ったときに気になるのが「価格」ですよね。

格安SIMに乗り換える際、月額の料金とは別に初期費用がいくらかかるのかを知っておいた方が安心です。

初期費用、最低限必要な金額は

MNP転出手数料 2,000円+MNP転入手数料 3,000円+パッケージ代 3,000円=8,000円

最低でも8,000円はかかりますね。上記とは別に、該当する方は下記の費用も必要となります。

別途かかる費用

割賦金
現在の端末を購入した際の分割支払いが終了していない場合に払わなければならない残りの分割支払い料金。キャリアと契約している期間は割賦金が割り引かれているが(全額または一部)、契約を解除することにより割引が受けられなくなる。
契約解除料
契約更新月以外に現在のキャリアから離れる場合に発生する違約金 約10,000円
端末購入代
所持しているスマートフォンが格安SIMに対応していない場合、もしくは新しく端末を購入して格安SIMを使用したい場合は別途端末を自分で用意する必要がある。
MNP転出手数料
電話番号を引き継いで乗り換える場合に、現在のキャリアに支払う手数料のこと
MNP転入手数料
電話番号を引き継いで乗り換える場合に、乗り換え先に支払う手数料のこと

スムーズに移行できるのか。使用できない期間は?

実店舗であれば即日開通(その日のうちにすぐに格安SIMが使用可能)が可能です。MVNOで実店舗を持っているところや、家電量販店のいずれかになります。

インターネットでの場合だと即日開通には対応しておらず、使用できない期間(数日間)が発生します。オススメは実店舗または家電量販店です。

次回予告

次回は実際に格安SIMに乗り換えるにあたり、ご自身の利用方法に合った格安SIMを見極める為のポイントをお話ししていきたいと思います。

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  • この記事を書いた人
たむきち

たむきち

たむろぐを書いているタムきちと言います。 2人の発達障害児と夫と暮らしている33歳の主婦です。 育児をしながら副業で稼いだ経験から、副業で稼ぎたい人に役立つ記事を書いていきます。 他にもミニマリスト関連の記事や、発達障害の子どもについての記事を書いています。

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