格安SIM

はじめに〜まずは知ることから〜【格安SIM、MVNO購入ガイド】

2015年7月4日

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格安SIMがだいすきなタムきち(@tamukichi.net)です。
最近、「SIMフリー、格安SIM、MVNO」という言葉を耳にする機会が多いのではないでしょうか。
これから実際に私がSoftBankから格安SIM導入に至った経験をふまえ、まとめていきたいと思います。
「SIMフリー、格安SIM、MVNO」って聞いた事はあるけれど何かよく分からない。もしくは実際に試してみたいけど、購入に踏み切れない。という方達の参考になればと思います。

SIMフリーってなに?

SIMフリーという言葉、耳にしますよね。ではまず「SIMカード」についてお話します。

SIMカードって?

※画像はmicroSIM

SIM(シム)カードとは
携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などにある「SIMカードスロット(SIMカードを差し込むところ)」に差し込むことで音声通話や通信が可能となるものです。

docomoやSoftBank、au等のキャリアで契約されていれば端末にSIMカードがセットされているかと思います。

SIMカードにはサイズ別に種類があります。nanoSIM、microSIMなどと呼ばれ対応している端末が異なりますので注意が必要です。ちなみにiPhoneはnanoSIMに対応しています。

SIMロックとSIMフリー

現在、日本のキャリアで契約した端末はいわゆる「SIMロック端末」というもので、他社のSIMカードを端末にセットしても通信ができないようにロックがかけられています。

例えば、SoftBankで契約している端末にdocomoやau等のSIMカードをセットしたとしても通信ができないということです。

それに対し「SIMフリー端末」と呼ばれるものはキャリアの垣根をこえて、どこのSIMカードをセットしても通信ができてしまうんです。

SIMロック解除の義務化

総務省により「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正案が発表され、2015年5月よりSIMロック解除義務化が始まりました。

これにより原則2015年5月以降に発売される機種であれば、ごく一部を除いてどこのキャリアやどこの端末であってもSIMロック解除が可能になりました。

ちなみに、2015年5月より前に発売されている端末は対象とならないようです。たとえ、5月以降に5月より前に発売されている端末を契約しても、対象とはならないということのようです。

詳しくはこちら→SIM通:メリットばかりじゃない!SIMロック解除義務化の注意点 - ITmedia Mobile

格安SIMってなに?

格安SIMとは
その名の通り「格安で利用できるSIMカード」とです。キャリアで提供されているよりもデータ通信料が低価格なのが特徴です。

ちなみに、格安SIMには2つの種類があります。

1.データ通信専用SIM、SMS対応SIM
3Gや LTEでデータ通信は利用できるものの、通話はできない。ただし、インターネット回線を利用する通話アプリ(LINE電話など)を使用することで通話が可能。
2.音声通話対応SIM
3GやLTEでのデータ通信に加え、通話も可能。

MVNOってなに?

MVNO(エムブイエヌオー)とは
Mobile Virual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略で、簡単に言うと格安SIMを取り扱っている事業者です。

MVNOが提供しているのは主にdocomoとauの通信網を利用した通信サービスとなっている為、安心感はありますよね。

※2015年6月30日に、SoftBankもMVNO事業を推進していくと発表を行ったそうです。

詳しくはこちら→ソフトバンクがMVNO事業の推進を発表!ソフトバンク回線の格安SIMが登場? - iPhone ManiaiPhone Mania

格安SIMってどうして安いの?

格安SIMが低価格な理由にはいくつか理由があります。

自前のキャリア、借りるMVNO

キャリアが自社で通信網設備を持っているのに対し、MVNOはキャリアの無線通信の技術を借りてサービスを提供する事業者のことを指します。

MVNOは通信網を借りるのに主にdocomoに接続料を払ってはいるものの、基地局設置やネットワーク構築を行っているキャリアに比べればコストが少なくすむんです。

店舗販売のキャリア、ネット販売のMVNO

キャリアが全国に店舗を設置し店舗運営や人件費がいるのに対し、格安SIMの販売方法は量販店やインターネットが主流となっています。(独自店舗を設置しているものの、キャリアほどの店舗数ではありません)

SIMカードがなくても、Wi-Fiがあればスマートフォン使えるんじゃない?

その通りです。

例えば昔使用していたスマートフォンでも、自宅のWi-Fiへ接続することで通信を行うことができます。ただ、SIMカードがなければLTEや3Gでの通信ができません。基本的に自宅でなければSIMカードのないスマートフォンでは通信ができないんです。

※公衆で使用できるWi-Fiを利用したり(スターバックスなどの店舗等)、持ち運びのできるWi-Fi機器(モバイルWi-F)を契約している場合は一緒に持ち歩くことでSIMカードのないスマートフォンでも通信を行うことはできます。

しかしWi-Fiが使用可能な場所や、モバイルWi-Fiのバッテリー残量を常に気にかける必要があります。

私はそれが煩わしいと感じました。格安SIMであれば月額1,000円以下のものも多くあります。

次回予告

次回からは格安SIMについて、詳しく説明していきますよ。

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  • この記事を書いた人
たむきち

たむきち

たむろぐを書いているタムきちと言います。 2人の発達障害児と夫と暮らしている33歳の主婦です。 育児をしながら副業で稼いだ経験から、副業で稼ぎたい人に役立つ記事を書いていきます。 他にもミニマリスト関連の記事や、発達障害の子どもについての記事を書いています。

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