格安SIM大好きなタムきち(@tamukichi.net)です。
前回の記事までは、格安SIMの基本的なことや自分に合った選択をしていくお話をしてきました。
今回は、私オススメの格安SIM各社のプランをdocomo系・au系別に見ていきたいと思います。
格安SIM、MVNO購入ガイド
- はじめに〜まずは知ることから〜
- その1〜格安SIM基礎編〜
- その2〜自分に合った選択をしよう〜
- その3〜私オススメの格安SIM比較編〜
もくじ
オススメの格安SIMプラン【docomo系】
それでは、格安SIMのプランを把握しておきましょう。
私のオススメの格安SIMをいくつかご紹介していきますよ。まずはdocomo系のMVNOから。
IIJmio(アイアイジェーミオ)
実際に私が利用しているのがIIJmioの格安SIMです。ではプランを見ていきます。
料金プラン
- ミニマムスタートプラン
-
- 月額:900円
- 高速通信データ容量/月:3GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- ライトスタートプラン
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- 月額:1520円
- 高速通信データ容量/月:5GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- ファミリーシェアプラン
-
- 月額:2560円
- 高速通信データ容量/月:10GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:3枚
上記はデータ通信専用SIMの価格。
SMS対応SIM付きはSIMカード1枚につき別途140円/月
音声通話対応SIMはSIMカード1枚につき別途700円/月
特徴
- ファミリーシェアプランであれば最大3枚のSIMカードで10GBをシェアできる
- 高速通信のオン・オフの切り替えが可能
▼専用アプリ「みおぽん」を使用することによりオン・オフの切り替えがができます。
▲みおぽんで賢く使おう - IIJmioスタートガイド(乗り換え編)
- ビックカメラ、イオン209店舗であれば音声通話対応SIMが即日MNPに対応
イオンでの取り扱いは2015年7月17日より開始したばかりです。
- 音声通話対応SIMの場合、専用アプリや家族割を利用することにより通話料を安くできる
▲みおふぉんダイアル | 音声通話機能付きSIM(みおふぉん) | IIJmio
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能
IIJmioはユーザーが使いやすいよう、より良いサービスの提供を行ってくれている印象があります。MVNOとしても安心感があります。
DMM mobile(ディーエムエムモバイル)
みなさんご存知の、あのDMM.comのDMMです。MVNOに参入しているんですよ。
料金プラン
- シングルコース1GB
-
- 月額:630円
- 高速通信データ容量/月:1GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- シングルコース2GB
-
- 月額:770円
- 高速通信データ容量/月:2GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- シングルコース3GB
-
- 月額:850円
- 高速通信データ容量/月:3GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- シングルコース5GB
-
- 月額:1270円
- 高速通信データ容量/月:5GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- シングルコース7GB
-
- 月額:1880円
- 高速通信データ容量/月:7GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- シングルコース8GB
-
- 月額:2140円
- 高速通信データ容量/月:8GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:3枚
- シングルコース10GB
-
- 月額:2250円
- 高速通信データ容量/月:10GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:3枚
- シングルコース15GB
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- 月額:4570円
- 高速通信データ容量/月:10GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:3枚
- シングルコース20GB
-
- 月額:6090円
- 高速通信データ容量/月:10GB
- 最大速度:225Mbps
- SIMカード枚数:3枚
上記はデータ通信専用SIMの価格。
SMS対応SIM付きは別途150円/月
音声通話対応SIMは別途600〜700円/月
特徴
- 料金が最安
- プランが豊富
データ容量別に9種類ものプランがあります。自分にぴったりのプランが見つかるでしょう。
- 8GB以上であれば「シェアコース」プランとして最大3枚のSIMでデータ容量をシェアできる
- 豊富な種類の格安スマホセットプランがある為、別途自分で端末を用意する必要がない
端末の種類も豊富です。SIMフリーのスマートフォンをどこで入手したら良いのかよく分からないといった方にオススメです。種類が多く全ての端末を画像に載せきれませんでした。
詳しくはこちらから。DMM mobile プラン・料金
私がちょっと気になっている「ASUS ZenFone 2」と「ZenFone 5」があるじゃないか…。一度使ってみたいんだよね…ゴクリ。
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能
オススメの格安SIMプラン【au系】
では次にau系の格安SIMを紹介していきます。docomo系に比べるとまだまだ数が少ないため、選択肢が限られてしまいます。ちなみにまだ2社しかありません…
UQ mobile(ユーキューモバイル)
みなさんご存知かは分かりませんが、WiMAXで有名なあのUQです。ちなみにWiMAXは色々な業者からサービスが提供されていますが、UQ WiMAXが本家なんですよ。
ではプランを見ていきましょう。
料金プラン
- データ高速プラン
-
- 月額:980円
- 高速通信データ容量/月:3GB
- 最大速度:150Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- データ無制限プラン
-
- 月額:1980円
- 高速通信データ容量/月:無制限
- 最大速度:500kbps
- SIMカード枚数:1枚
上記はデータ通信専用SIMの価格。
標準でSMS対応SIMとなっている
音声通話対応SIMは別途700円/月
特徴
- 料金プラン数が少なく、初心者が分かりやすい
基本的には高速通信の3GBまでのプランと、低速無制限のプランの2種類。それに加え音声通話をつけるかどうかとなる。
- 通信速度の安定性はトップクラス
通信の最大速度は150Mbpsとなっていますが、時間帯に関わらず安定した速度で通信を行えるようです。ちなみに朝と夜のダウンロードの速度や、夜の下り速度は他のMVNOを上回るようです。
▲通信安定度で選ぶ格安スマホ | 格安スマホ・格安SIMのUQ mobile
- 275店舗で即日MNPに対応
取り扱い店舗が多い=格安SIMがよく分からない方でも実際に相談などができる。ということですよね。詳しい取り扱い店舗はこちらをご覧ください。
販売店舗一覧 | UQ mobileとは | 格安スマホ・格安SIMのUQ mobile
- 店舗ではなくオンラインショップの場合でもSIMが届いてから即時回線切り替えが可能
店舗に行けない場合でも、スマートフォンを利用できない期間なく乗り換えができるのは大きなメリットといえます。やはりここがネックな方も多いと思いますから…
- オプションサービスが豊富
まず、標準でSMS対応SIMとなっています。他の格安SIMであればSIMカード1枚に付き月140円前後支払うわけですから、有難いことです。
後は自分の好みで色々なサービスを付けることができます。主に自分で端末を用意しなければならない格安SIMにとって「端末補償サービス」があるのは安心ですね。※2機種しか取り扱いがありませんが、格安スマホセットがあります。
注意!
- iPhoneでの利用を考えている場合はiOSのバージョンを確認すること
格安SIMは時々こういったことが起こるので怖い面もあります。
まずiPhone 6、iPhone 6 PlusではiOSのバージョンに関わらず現在利用できません。
上記以外のiPhoneでも基本的にはiOS8以上にアップデートされている場合、iPhone 5に関してはiOS7.1.2でも利用できません。
iPhoneを利用される方は、今後この問題が改善するのであればUQ mobileを利用してみてもいいかもしれませんが…怖いですね。
iPadの場合でも利用できないものがあります。ここでは省略しましたので、詳しくはこちらをご覧ください。
▲動作確認端末一覧 | SIM | 製品 | 格安スマホ・格安SIMのUQ mobile
あ、ちなみにテザリングは完全にアウトですね…。
- データの繰り越しはない
他のMVNOでは行っているだけに、残念ですね。毎月3GBを消費できない方は少し勿体無い気もします。
mineo(マイネオ)
au系MVNOとして登場した時には話題となりました。当初は問題もあったようですが…現在はどうなのでしょうか。見てみましょう。
料金プラン
- シングルタイプ500MB
-
- 月額:700円
- 高速通信データ容量/月:500MB
- 最大速度:75Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- シングルタイプ1GB
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- 月額:850円
- 高速通信データ容量/月:1GB
- 最大速度:75Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- シングルタイプ3GB
-
- 月額:980円
- 高速通信データ容量/月:3GB
- 最大速度:75Mbps
- SIMカード枚数:1枚
- シングルタイプ5GB
-
- 月額:1580円
- 高速通信データ容量/月:5GB
- 最大速度:75Mbps
- SIMカード枚数:1枚
上記はデータ通信専用SIMの価格。
標準でSMS対応SIMとなっている
音声通話対応SIMは別途610円/月
特徴
- 高速通信のオン・オフの切り替えが可能
専用アプリ「mineoスイッチ」を使用することによりオン・オフの切り替えがができます。
▲mineoスイッチについて|LINE/LaLaCall/mineoスイッチ|ご利用時の各種設定|初期設定と各種設定|mineoユーザーサポート
- mineoのメールアドレスが提供される
キャリアのアドレスが使用できなくなる格安SIMにとって有難いかもしれません。
- オプションサービスが豊富
「UQ mobile」同様サービスが豊富です。無料のものはもちろん、有料のものも必要に応じて付けましょう。
- パケットシェアが可能
- 最低利用期間・解約金が撤廃
2015年7月より開始されたようです。
解約金が撤廃されたことは嬉しいですが、注意すべきは「12ヵ月以内のMNP転出をした場合は通常の2000円ではなく11500円となります」ということ。結局お金かかるんじゃ…。
2015年9月より始まるサービスに期待
- au回線+docomo回線が利用可能に
- パケットシェアサービス
従来はauのみでしたが、今後はauやdocomoで異なる回線でもパケットを分け合うことが可能となるようです。
- 窓口の強化
注意!
- iPhoneでの利用を考えている場合はiOSのバージョンを確認すること
まず、iPhone 5、iPhone 6、iPhone 6 PlusではiOSのバージョンに関わらず現在利用できません。
上記以外のiPhoneでもiOS8以上にアップデートされている場合利用できません。
ちなみに、テザリングは完全にアウトのようですね…。
iPhoneで格安SIM運用しようと思っている方にはかなり厳しい内容です。お気をつけ下さい…。
iPadも利用できない場合があります。省略しましたので、詳しくはこちらをご覧ください。
▲動作確認端末一覧 | mineo(マイネオ)
おわりに
もっと軽くご紹介しようと思っていたのですが、調べ出したら止まらなくなってしまい…そこいらの窓口のお姉さん並みに格安SIMのプランについて詳しくなってしまった気がします。
いやー、勉強になりました。ほんとに。
みなさんにもお役に立てれば幸いです。