2人の発達障害児をもつママ、タムきち(@tamukichi_net)です。
早速ですが、ヘルプマークって知っていますか?
私は最近ヘルプマークのことを知りました。
先日ヘルプマークを2人分もらってきたので、紹介していきます。
ヘルプマーク
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、又は妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分かりにくい方々が、周囲に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が平成24年10月に作成したマークです。
元々は東京都で始まったものが、2019年9月の時点では1都1道2府37県で実施されています。
東京都福祉保健局 全国の普及状況(ヘルプマーク)
東京都が推進している、ヘルプマークの紹介サイトです。ヘルプマークは、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方々のために制作されたものです。
ヘルプマークの配布
[voice icon="http://tamukichi.net/wp-content/uploads/2020/04/IMG_7525-2.jpg" name=タムきち type="l"]ヘルプマーク、欲しいけどどこでどうやって貰えばいいんだろう?[/voice]
配布場所と配布条件です。
配布条件
ご希望の方に無償で配布してくれます。
援助や配慮を必要とする方であれば、誰でも利用できるんだそう。
申込書等必要なく、口頭で申し込みます。
障害者手帳、身分証明書の提示も必要ないです。
また、代理人(家族や支援者など)の受け取りも可能です。
ただし、郵送による配布は行っていません。
[voice icon="http://tamukichi.net/wp-content/uploads/2020/04/IMG_7525-2.jpg" name=タムきち type="l"]援助が配慮が必要な人で、欲しいと思えば身分証や障害者手帳の提示をすることなく、タダで貰えます。[/voice]
配布場所
[aside type="normal"]愛知県内の配布場所はこちらから
ヘルプマーク配布場所一覧(令和2年2月17日更新) [PDFファイル/399KB][/aside]
[aside type="normal"]他の県は、こちらから
東京都福祉保健局 全国の普及状況(ヘルプマーク)[/aside]
主に市役所や区役所が窓口となっています。
ヘルプマーク、知らなかった
私も、ヘルプマークについて知ったのはつい最近のことです。
きっかけは、長女が通っていた療育センター通園部で、ヘルプマークをリュックにつけた子を見かけたこと。
[voice icon="http://tamukichi.net/wp-content/uploads/2020/04/IMG_7525-2.jpg" name=タムきち type="l"]このマークは何だろう?なにかの障害者用のマークなのかな?[/voice]
くらいに思っていました。
その後、受給者証の更新やら、手続きがあり区役所に行きました。
福祉課に行くため階段で2階に上っていた所、壁にヘルプマークのポスターが貼ってありました。
[voice icon="http://tamukichi.net/wp-content/uploads/2020/04/IMG_7525-2.jpg" name=タムきち type="l"]うちの子たちの分も貰えるんじゃ…?[/voice]
そう思い、聞いてみたところ…
本当に身分証や愛護手帳の確認もなく貰えました。
[aside type="warning"]
ただし、配布は原則1人につき1つ[/aside]
だそうです。
[voice icon="http://tamukichi.net/wp-content/uploads/2020/04/IMG_7525-2.jpg" name=タムきち type="l"]子どもたちの学校や通園のリュックと、デイサービス用のリュックにそれぞれつけたかったんですが…付け替えてくださいとのことでした。[/voice]
ヘルプマーク、貰いました
実際に貰ったヘルプマークがこちら。
ヘルプマークの片面に貼るシールが用意されていて、個人情報や自分の病状について説明が書けるようになっています。
今のところ、まだ何もはっていません。
どうするか検討中です。
色々調べていると、ヘルプマークに貼るシールを作っている方がいました。
見た目が良く、障害を知らない方が見ても理解してもらえそう。
『自閉症ヘルプマーク&ヘルプカード』
何十年も前の保護者の方々は[親の愛情不足で自閉症になった]という誤解に苦しみ、ある意味闘いながら子育てして来られました。今、子育てしている私たちは?…その時…
▲ここからPDFをダウンロードできました
発達障害児からのSOS
早速娘のリュックにつけてみました。
まだ発語のない7歳の娘。
今は大人と一緒に行動しているので安心ですが、やっぱり先のことを考えてしまいます。
養護学校高等部になると、一人で公共交通機関を利用し登校する子もいるんだそう。
娘が高校生になって、まだ一言も話すことができなかったら…
不安で不安でたまりません。
[voice icon="http://tamukichi.net/wp-content/uploads/2020/04/IMG_7525-2.jpg" name=タムきち type="l"]心配なら車で送迎すればいいじゃないか。って思われるかもしれませんが、これから社会の中で生きて行くために過保護になり過ぎないことも大切だと思うんですよね。[/voice]
ヘルプマーク。
つけているのと、いないのとでは安心感がかなり違います。
バスや電車に乗っている時、もしヘルプマークをつけた人が困っていそうだったら。
少しでもいい。気に掛けて貰えると嬉しいです。
でも、どう気に掛けたらいいか分からないと思うんです。
なのでヘルプマークの片面にシールを貼り、緊急時の対応や接し方を記載しておくことは大事だと感じました。
ヘルプマークをつけている方が困っていて、意思疎通が取れなさそうだったら、ヘルプマークのシールを見て貰えると嬉しいです。
おわりに
今回はヘルプマークについて紹介してみました。
こういうマークって、実際に自分が利用する立場にならないと興味がなかったりします。
おそらく私も、子ども達が発達障害児でなければ気にもしませんでした。
このブログを通して、1人でも多くの方に「ヘルプマーク」を知ってもらえるといいなと思い紹介しました。
ヘルプマーク、認知が広がりますように。
おわり。